キシリウムSLディスクインプレ|漕ぎ出しが軽く初めてのホイール交換におすすめ!

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ロードバイクをカスタムする際に、一番効果がわかりやすいのがホイールです。
私は、富士ヒルクライムでブロンズをとる!楽に早く漕げるようになりたい!ということで、MavicのキシリウムSLディスク(KSYRIUM SL DISK)を、購入しました。

ゆう

キシリウムSLを購入して半年経ったので、半年使用してのレビューを書いていきます。

この記事でわかること

  • キシリウムSLディスクの使用感と長期レビュー
  • キシリウムSLとSの違い
  • キシリウムSLを購入する方法

結論から言うとアンダー10万のホイールの中で、コスパNo.1だと思います!特に初めてホイールを替えたい!と思っている初心者さんにおすすめです!

それでは、キシリウムSLディスク(KSYRIUM SL DISK)のレビューを書いていきます。

キシリウムSLディスクの良かった点・気になった点はこちら

よかった点
気になった点
  • 漕ぎ出しが軽い
  • 乗り心地がいい
  • リムが切削により軽量化
  • 横風に煽られにくい
  • エアロスポークで空気抵抗の削減
  • チューブレス運用がしやすい
  • クリンチャー運用はしにくい
  • タイヤの相性がある
ゆう

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目次

キシリウムSLディスク(KSYRIUM SL DISK)の特徴と基本スペック

シンプルにかっこいいホイール!

マビック(Mavic)は、2021年モデルから、ロードバイクのホイールをカーボンモデルを「コスミック(COSMIC」アルミモデルを「キシリウム(KSYRIUM)」と言う名称に変更になり、ラインアップの展開がわかりやすくなりました。

今回ご紹介するアルミモデルのキシリウムは、SLとSの2モデルが販売されており、それぞれディスクとリムブレーキ仕様があります。

今回ご紹介する、キシリウムSLディスクの特徴はこちら!

キシリウムSLディスクの特徴

キシリウムSLディスクの特徴
  • ペア重量1,575gとアルミ製のディスクモデルとしては軽量
  • FOREテクノロジーで剛性と強靭性が向上
  • チューブレスでの運用が簡単でパンクリスクの軽減と快適性の向上
  • エアロスポークの採用で5Wのパワー削減効果
  • 上位モデルと同じハブの採用
ゆう

軽い・速い・安い!の三拍子揃ってるホイールです!

キシリウムSL基本スペック

製品名キシリウムSLディスク(KSYRIUM SL DISK)
フリーホイールボディID360 シマノ/スラム 
カンパ用もあり
重量(ペア)1,575g
重量(フロント)723g
重量(リア)852g
ハブInfinity Hub
フロント&リアボディアルミニウム
アクスル素材アルミニウム
推奨タイヤサイズ25〜32mm
リム高22mm
タイヤUSTチューブレス&チューブタイプ
スポーク組フロント&リア側2クロス組
形状ストレートプル、楕円形エアロ、ダブルパテッド
素材スチール
スポーク数フロント&リア側24本
ディスクス仕様センターロック(R)のみ
付属品USTバルブ&アクセサリー
ユーザーガイド

アルミ製のリムに、スチール製のハブ。
軽くて反応もいいけど、快適性も考慮されたモデルになっています。

キシリウムSLの外観とデザイン

ホイールのみの画像

ディスクブレーキモデルは、リムもスポークも全て黒。マビックの黄色のテープだけが入るシンプルなデザインとなっています。
購入前はシンプルすぎるかも…と思いましたが、逆にシンプルにかっこいい!

バルブキャップを色のついたものに変えると、ちょっとおしゃれになれます。

チェレステカラーにしてみました
ゆう

最初はデカールを貼ろうと思ってたけど、ワンポイントでバルブキャップ変えるだけでオシャレ!

キシリウム「SL」と「S」の違いを比較

私が購入したのは、キシリウム「SL」なのですが、同じアルミの下位モデルとして、キシリウム「S」というモデルも販売されています。

キシリウム「SL」と「S」の違いとは?

キシリウムS、SLはほとんどのところで、共通のテクノロジーやパーツが使用されていますが、2箇所だけ上位グレードである「キシリウムSL」にしかないものがあります。

キシリウムSLにしかないテクノロジーやパーツ

  • ISM4D ライトリムテクノロジー
  • 楕円形状エアロスポーク

この2つのテクノロジーとパーツで大きく性能が異なってきます。

ISM4D ライトリムテクノロジーとは?

ISM4D ライトリムテクノロジーとは、スポークとスポークの間のリムの強度が必要ないところを削って、リム外周をさらに軽くする、マビック独自の技術のことです。

必要ではないパーツなどをなくすことで、ホイール外周が軽くできています。

この技術の違いで、キシリウムSLは1,575g
キシリウムSは1,670gと、約100gの違いとなっています。

スポークとスポークの間が軽量化されています
ゆう

軽量化の結果だけど、流線型のリムが特徴的でかっこいい!

楕円形状エアロスポークとは?

キシリウムSでは、扁平したフラットスポークが採用されていますが、キシリウムSLでは、マビックが特許を取得している楕円形状のエアロスポークが採用されています。

SLで採用されているエアロスポークは、上位のカーボンモデル、COSMIC SLR45などのモデルにも採用されています。

スポークの接続部を円形、主要部分を楕円形にすることで、踏んだ時の反応の速さを高めながらも軽量化につながっています。楕円形状と書いていますが、両端は薄く仕上げられており、風を切る形状になっています。

このエアロスポークを使用すると5Wのエネルギー削減効果が得られます。(高速走行時)

ゆう

エアロスポークの効果もあって、平地巡行のスピードもあがったよ!

キシリウムSがおすすめな人

キシリウムSは、上述した2つのテクノロジーとパーツがないだけです。
その他はマビックのアルミに関する技術が詰まっているホイールで、定価で6万円(税抜)です。

SLとの値段の違いは、約3万円です。
この3万円を高いとみるか安いと見るか…

100gしか変わらないのに、3万も違うの?

って思う人は、キシリウムSの方がおすすめです!!

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キシリウムSがおすすめな人

  • レースにはでない
  • ロングライドで少しでも楽に走りたい
  • 安くチューブレス化したい
ゆう

キシリウムSもかなりいいホイールだったよ!

キシリウムSも体験しています

キシリウムSLを購入したのに、ショップの店員が間違えてキシリウムSを取りつけていた為、気づかず数時間くらい乗ってしまいました。その為、SとSL両方乗りましたが「山を速く登る」「平地をより速く走る」ということ以外は、正直Sでも全く問題ありませんでした。
店員さんも間違えるくらい、ぱっと見わからないくらいのレベルです…笑。

ゆう

でも…個人的には、キシリウムSLがかなりおすすめです!!

キシリウムSLディスク(KSYRIUM SL DISK)インプレ

富士ヒルに出るって決めて買った

2022年の2月にキシリウムSLディスクを購入しました。

ロードバイクの走りを一番大きく左右するのはホイールだ!ということで、富士ヒルクライム出場に向けて、まず一番最初にホイールを交換しました。

カンパのZONDAと購入を悩みましたが、重量が少しでも軽い方がいい!と思い、キシリウムSLを選択しました。

ゆう

結果として、この時キシリウムSLを選んでよかったと思います。

その後、トレーニングを重ね、6月に富士ヒルクライムに初参加。
目標にしていたブロンズリングを獲得することができました!

キシリウムSLの力は正直かなり大きかったと思います。

実際に富士ヒルや、ロングライドなどで使用してみて良かった点や、気になった点をご紹介していきます。

キシリウムSLディスク(KSYRIUM SL DISK)良かった点・メリット

しまなみ海道ライド時の写真

実際にキシリウムSLを半年間使用してみての良かった点や、メリットを紹介していきます!

よかった点・メリット
  • 漕ぎ出しが軽く、気持ちのいい反応
  • 重量が軽くヒルクライムが楽に
  • 横風に強くエアロスポークの恩恵で平地も速い
  • 乗りごごちがよく快適性が向上
  • チューブレスの運用がしやすい

漕ぎ出しが軽く、気持ちの良い反応

一番最初に乗った時…「ぁ、かる…!!」って思いました。
買った時についていたフルクラムのホイール(鉄下駄)からの交換だったのですが、めちゃくちゃ軽く感じました。

街中での信号待ちなどのストップ&ゴーの多い場面でも、漕ぎ出しが軽いので、楽にスタートすることができました。
また漕ぎ出しが軽い上に、踏むとしっかり反応してくれるので、乗っていてとても気持ちいいです!

ゆう

ホイールの剛性感はしっかりしており、キビキビと走ってくれる!

重量が軽くヒルクライムが楽に

富士ヒルではお世話になりました

重量が、元々ついていたフルクラムの鉄下駄が約2,000g
キシリウムSLに交換することで、約400gもの軽量化に成功!!

ホイールを変えただけで、ヒルクライムがかなり楽になりました!
というのも、軽くなるとやはり回しやすい。ヒルクライムでの足回り軽量化の効果はかなり大きいです。

ギアで言うと1、2枚軽くなったような感覚なので、登れるスピードがあがり、対応できる傾斜も増えていきました。

個人的には、このホイールは高ケイデンス(85〜95くらい)で登っていくホイールだと思います。

ゆう

やはり軽さは正義!タイヤも軽くするべき!

ゆう

富士ヒル前にアジリストに変更したけど、軽くてグリップ力があるのに、もちっとした柔らかい感じがとてもよかった♪レビューはこちらから!

横風に強くエアロスポークの恩恵で平地も速い

縦面で見ると薄いスポーク
横から見ると根元以外は扁平に

リムハイトが低いので、横風に強いです。
その為、横風が強い状況でも風に煽られにくく、ハンドル操作がしやすくなっています。

また、ディープリムのような巡行性の高さはありませんが、エアロスポークの恩恵で、平地もそれなりに速く走ることができます!

長時間の高速巡行でなければ、キシリウムSLでもしっかりと走ってくれます。
ただ、どちらかと言うとクリテリウムみたいな方が得意かもしれません。

ゆう

リムハイトが低いしあまり期待していなかったけど、思った以上に平地を速く走ることができました!

乗りごごちがよく快適性が向上

チューブレスレディタイヤの恩恵もかなり大きいのですが、乗り心地がかなり良いホイールです。

チューブレスレディタイヤ?チューブレスタイヤ?とは?

チューブレスレディタイヤとは?

チューブレスレディとは、チューブを使わない代わりにシーラントという専用の液体を入れて使用するタイヤの仕組みのことです。
転がり抵抗が減ったり、乗り心地が向上します。また、パンクに強く空気が一気に抜けるリスクが少ないことです。シーラントが入っているので、小さな穴は完全に塞いでくれます。

チューブレスタイヤとは?

チューブレスタイヤは、チューブレスレディと同じくチューブは使用しませんが、シーラントも不要になります。
チューブレスレディタイヤとの違いは、タイヤ自体に空気の保持層があることです。
タイヤの重量が重いことが多く。エアを保持する為、タイヤへの取り付けは大変なことも多いです。

硬すぎない。でも柔らかすぎない。
踏めば反応してくれるし、いい感じに衝撃も吸収してくれる感じがあります。

下り坂では、タイヤが地面に吸い付いているような安心感・安定感があります。

また何より有難いのは、チューブレスレディで運用することで、パンクのリスクが大幅に減ることです。
実際、私はキシリウムSLを購入してから一度もパンクをしたことがありません。

ゆう

パンクのリスクが低いのは、初心者だと本当にありがたい!

パンクの可能性が低い、パンクをしないだけでライドがどれほど快適か…!!

チューブレスレディとして運用がしやすい

チューブレスレディ用として販売されたのかと思うくらい、運用がしやすくなっています。
(Mavicはチューブレスレディに力を入れている為だと思います)

リムテープが不要なことと、リムベッドの形状が新しくなったことで、タイヤの着脱が容易になったそうです。

チューブレスレディは、初心者にこそお勧めしたいタイヤ。
空気圧だけしっかり調整しておけば、乗り心地よくパンクトラブルもないので、数ヶ月に一度シーラントを補充するだけでメンテもしやすいと思います。

ゆう

チューブレスレディしか勝たん…!!

とことん軽量化を目指すなら、クリンチャーの方が軽くできます!

キシリウムSLディスク(KSYRIUM SL DISK)デメリット・気になった点

キシリウムSLの良かった点・メリットをご紹介してきましたが、ここからは気になった点・デメリットをご紹介していきます。

気になった点・デメリット
  • クリンチャーでの運用はしにくい
  • タイヤの相性がある

クリンチャーでの運用はしにくい

キシリウムSLは逆にクリンチャータイヤでの運用が少し難しいかもしれません。

私自身、キシリウムSLを購入して最初からチューブレスレディで運用していますが、途中軽量化の為、クリンチャータイヤへの換装も考えました。

しかし、キシリウムSLはMAXBarが6気圧までと、クリンチャーで使用するには、最大空気圧が低いと感じました。

実際に、クリンンチャーで使用されている方もいらっしゃいますが、こちらのホイールは、チューブレスレディタイヤで運用した方が良さそうです!

ゆう

チューブレスレディタイヤで使用することで、120%の力を発揮してくれる気がします!

タイヤの相性がある

リムの形状の問題だったり、タイヤの癖だったりと色々理由があるのではないかと思いますが、キシリウムSLはタイヤの相性の問題は結構あるようです。

購入時最初にタイヤをつける際や、富士ヒル前に軽量タイヤに履き替えた際に、店員さんに相談しましたが「そのタイヤは相性悪いよ」といくつか聞きました。

キシリウムSLと相性の悪いタイヤ

  • IRCのタイヤ
  • グランプリなどのコンチネンタルのタイヤ

この二つは購入しようとして、店員さんに相談したら、やめた方がいいと止められました。
IRCは空気漏れの可能性があること、グランプリは硬すぎてそもそもつけるのが、果てしなく難しいとの事。

ゆう

私は購入時は、シュワルベのタイヤ。
富士ヒル前に、軽量のアジリストへ交換しました。

キシリウムSLディスク(KSYRIUM SL DISK)がおすすめできる人・できない人

実際に半年間私が使用してみて、キシリウムSLがおすすめできる人・できない人をお伝えします!

おすすめできる人
おすすめできない人
  • 初めてホイール交換する人
  • チューブレスレディを使ってみたい
  • 10万以下のコスパの良いホイールを探している
  • 速く楽に走りたい
  • ストップ&ゴーが多い
  • 楽にヒルクライムをしたい
  • クリンチャータイヤで運用したい
  • ディープリムが欲しい

キシリウムSLをおすすめできない人は、軽量かつクリンチャーでも運用ができて、リムハイトが高いタイプのホイールがおすすめとなります。

キシリウムSLがおすすめできない人へおすすめのアイテム!

ゆう

クリンチャーでもチューブレスレディでも!
全ての希望を満たしてくれるスーパーホイールです…!

【まとめ】キシリウムSL(KSYRIUM SL DISK)は初心者の初めてのホイール交換におすすめ!

キシリウムSLは、10万円以下で購入できるコスパのいいアルミ製のホイールです。初心者の初めてのホイール交換や、街中のストップ&ゴーが多い人や、ヒルクライムレースにも出てみたいと言う人にもおすすめのホイールです!

富士ヒルに出ると決めた際に、ホイールは絶対変えた方がいいと思い、一番最初にキシリウムSLに交換しました!
10万円以下のホイールの中では一番のおすすめです!漕ぎ出しが軽く、加速性や重量も気にされる方にはおすすめのホイールとなっていますので、ぜひチェックしてみてください♪

ゆう

このホイールから学ぶところは多いです!
ただ、ハマると次のホイールももれなく欲しくなります…笑

キシリウムSLディスクの良かった点・気になった点はこちら

よかった点
気になった点
  • 漕ぎ出しが軽い
  • 乗り心地がいい
  • リムが切削により軽量化
  • 横風に煽られにくい
  • エアロスポークで空気抵抗の削減
  • チューブレス運用がしやすい
  • クリンチャー運用はしにくい
  • タイヤの相性がある

最後までお読みいただきありがとうございました!

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